saizo99のブログ

望んでないのに波乱万丈、今まで経験した事を綴りたいと思ってブログを始めました。

自分の感受性くらい

茨木のりこさんの

自分の感受性くらい

を読むと、今の自分への戒めになり、過去の自分に

伝えたいとも思います。

 

約20年前の最初に入った会社は、新卒を殆ど取っていない会社で、私が二人目の新卒者でした。

会社が時流に乗り、新卒を取ろうという事で、

就職させてもらった会社です。

大事にされていたかというと、そういう訳でもなく、海千山千ばかりの会社で、

可愛いがってくれる人もいましたが、それ以上に

イジメてくる人が多かったなと思います、妬みや嫉みや僻みがあったんだと思います。

 

社会人になってから、初めてイジメにあうと、悲惨でした。心身共にボロボロだったと思います。

 

この会社は三年勤めて辞めました。

今考えると、もっと早く辞めておけばと思います。

 

辞めてからも人間不信みたいな部分が残り、

その後、色々なチャンスを棒に振ってしまったと思います。

 

大人になるには、そういう経験が必要かもしれませんが、何処まで行くのかが、重要だと思います。

心さえ守れれば、やり直しはきくと思います。

そこを自分で守らなければいけないと思います。

 

当時、荒んだ心で、感性なんてものは、

生きていくのに、何の役にも立たないと思っていました。

 

自分の感受性くらい自分で守れ、馬鹿者が

 

本当に響く詩です。

 

 

 

大穴を開ける

40歳を超えてから、会社での自分の立ち位置や

会社から自分がどう見られているかが、

わかるようになりました。

 

決して期待もされていない、替えの効く存在だという事がわかります。

 

上を目指す事を望んでいる訳ではなく、

反逆心や反骨心が沸き起こらない訳でも

ありません。

劣等感と入り混じったマインドは、

自分が持っている以上の力を発揮できる時が

あります。

 

そんな集中力が長続きする訳でもなく、

常に奮い立っている訳でもありません。

 

喉元過ぎれば熱さ忘れる。

 

夜のとばりが降りれば、酒で全てを

流してしまいます。

 

私は何処に行くのか、何を目指しているのか、

何が幸せさなのか、全く見えません。

 

 

 

 

 

好きとか 

今、ネットフリックスの義理 恥というドラマを

見てます。窪塚洋介が出ているドラマです。

結構面白いです。

 

ヤクザの話しです。

 

話しの中で、「その人に会ったら、全てが肯定されると感じるか」ってセリフがあります。

 

私は、そういう人に一度だけあった事があります。

20年前です。今でも鮮明です。

遠い昔のようにも思います。

 

ただ若かったからだというのも、今だからわかります。

 

40歳を過ぎて、全てを肯定されなくても、

理解しあえる人との出会いがあればと思います。

 

 

 

逃げ道

昔の職場の後輩の話しです。

 

その後輩と二人で働く事が多かったのですが、

 

後輩は、すぐにサボる。愚痴を言う。

仕事をしない奴でした。

 

小さな会社で働いていたため、そんな後輩でも

大事な戦力です。

 

ある程度人数のいる会社であれば、のらりくらり生きていけるんだろうけど、数人でやっている会社だと、そういう訳には行きません。

みんな食っていがなければいけないから、必死です。

 

私は、その後輩を事あるごとに、怒っていました。

怒鳴らずネチネチと言っていました。

言い訳も全て追求し、論破してました。

 

彼にしてみたら、もう逃げ道が無くなっていたんだと思います。

 

ある日会社に来なくなりました。

家に行っても、自分には向いてないから辞めるの

一点張りで、結局退職しました。

 

逃げ道を残してあげる。

 

大事な事だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

性癖

知人と飲みに行った時の話しです。

 

その人は今40歳位の方で、

結婚もしていて、子供もいて、社会的に責任のある仕事をしています。

側から見れば、羨ましい人生を送っている方です。

まじめ一本の人です。

 

出張の時などの泊まりの時は、

 

デリヘル嬢を呼び、

 

服を脱いでもらって、何もせずに、

 

ずっと裸を見ているらしいです。

 

見るだけで興奮するらしいです。

 

 

見るだけです^ ^

 

しかも、毎回楽しみにしていて、

その為にヘソクリを貯めているらしいです。

 

なんか伯爵の遊びですよね。

 

足長おじさんか(^ω^)

 

 

 

おじさん

営業先をまわっている時、資料を確認する為、

いつも行く公衆トイレの前に停車しました。

 

すると、軽自動車が凄いスピードで私の前を通り過ぎ、タイヤを軋ませながら、トイレの前に止まりました。

 

「なんだこいつ?」

 

佐藤蛾次郎さんみたいな人が出て来ました。

 

「雰囲気あるな〜」

 

バックドアを開けて、何かを取りだし、

 

音楽をON!

 

大音量でトイレ掃除。

 

演歌^_^

 

 

ありがとうございます。

 

 

 

天上天下唯我独尊、

 

どこやかしこで、立ち小便するようなおっちゃん、

 

頭にきたら、子供だろうと手が出るおっちゃん、

 

こういう人少なくなってきましたね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

アイデンティティ

村上龍五分後の世界を読みました。

 

パラレルワールドの日本を舞台にした話しです。

内容は書きません。

とても面白い小説でした。

この小説を読んで、高校の時の友達を思い出したので、友達について書きます。

 

25年前の高校生だった時、ブッタブランドやハイスタンダードといった音楽が流行っていました。

日本語ヒップホップ、メロコアと言った音楽です。

その後、私はアメリカの50〜70年代の音楽にハマっていきました。

 

当時私は、本当にかっこいい、気持ちが良い音楽だと思い、その友達に勧めてみました。

 

しかし、友達は音楽のみならず、アメリカの文化自体を全面否定してました。

当時スラムダンクが流行り、野茂がメジャーリーグで活躍した時代です。

友達のような考え方を持つ人は、周りに誰もいませんでした。

 

その友達は、飛行機が好きで、太平洋戦争についての小説を読み漁っていました。

オタクだけど、キャパが広く、スケールの大きな友達だったと思います。

 

私は流れの中に生きてきただけだと今さらながら実感します。

 

日本が諸外国に屈しなかったら…

私の親の世代は三種の神器(テレビ、洗濯機、冷蔵庫)への憧れはなかったであろうし、

バブル期の摩天楼買収等で、誇らしい気持ちになる事もなかったであろうと思います。

 

欧米の文化を刷り込まれて、何も感じず生きてきたのが今の自分だと思うし、今後も色々な事を何も考えずに、吸収していくんだと思います。

 

疎遠になった友達ですが、いつかまた、全面否定の彼の話しを聞きたいと、この小説を読んで思いました。

 

「日本人とは」をこの小説で考えさせられました。