saizo99のブログ

望んでないのに波乱万丈、今まで経験した事を綴りたいと思ってブログを始めました。

日雇い派遣 歌舞伎町での雑魚寝生活

10年位前に地元に帰りたいという気持ちがあり、

Uターンしました。

 

地元に帰って5年、まともな仕事が無く、「こりゃいかん」と仕事を求め、東京に仕事探しに出た時期があります。

 

東京に行けば仕事がある。

行けば何とかなるさで東京に出ました。

 

まずは当面の仕事と寝床を見つけようと、日雇い派遣に登録しました。寝床はビデオボックス、ネカフェ、カプセルホテルに泊まっていました。

 

日雇い派遣の仕事は、会社の移転、模様替え等でのネット配線の貼り直しや物の運搬、イベント会場の設営、中古インテリアオークションの運営等をやっていました。

日当1万円あるかないかの仕事です。景気もそれほど悪くなく、仕事は結構ありました。

昼と夜中のダブルヘッダーなんかもありました。

 

こういった派遣の仕事は電話をして応募するか、メールで応募するかが、基本でした。

 

仕事は、リーダーにまず声がかかります。誰をリーダーにするかは、派遣会社が選びます。

リーダーといっても自分達と同じ派遣です。

この時にリーダーが誰々さんも同じ現場に回してというと、その人が優先的に仕事につけます。

他の募集人員については、電話やメールで応募した人になります。

 

仕事に当たり外れがあるため、リーダーに選んでもらうのが、凄く重要になります。

 

電話応募で決まった現場に行くと、自分以外の全員がチョンマゲ頭でミュージシャングループかなという時がありました。おそらく一人足りなかったんでしょう。

非常に仕事し辛かったです(T_T)

 

私も気の合うグループに入れてもらう事ができて、ある程度仕事を回してもらえるようになりました。

 

田舎から仕事探しに出てきて、歌舞伎町でホームレスをしているというと、可愛がってくれる方が結構いらっしゃいました。

都会は冷たいかと思っていましたが、人情味があるなと感じていました。

 

一方で棲家ですが、歌舞伎町に雑魚寝部屋を見つけたので、そこに泊まる事が多くなりました。

ベットが八台位ある部屋で、映画に出てくる戦争前線の診療所みたいな所でした。

フォレストガンプに出てくるような感じです^_^

 

そこに泊まっている人は、飲みに来た人というかは、自分と同じ流れ者のような方が多かったです。

 

テレビ部屋があり、話している感じからも、テキヤの人かなぁって感じる人をよく見かけました。

 

就職の方は決まらず。派遣の仕事ばかりをしていました。季節が変わると、徐々に仕事が減っていき、なし崩し的に地元にまた帰る事になりました。

 

それから、地元で仕事が決まり、今の生活をしている状況です。

一応食えようにはなりました。